マッチングアプリを使っていて、最初の数通はいい感じに会話が続いたのに、ある時ふと相手から返信が途絶えてしまった——そんな経験はありませんか?
このまま待っていてもいいのか、それとも何か一言送ったほうがいいのか、判断に迷ってしまう。
このような悩みを抱えている方に向けた記事です。
私も30代の男性としてマッチングアプリを使い、何度も試行錯誤を繰り返してきました。
相手の反応に一喜一憂したこともあれば、「送らないほうがよかったかも」と後悔したこともあります。
そんな中で実際に彼女ができた経験から、相手との関係を無理なく深めていくための「追いメッセージ」のタイミングや内容について、少しずつ分かってきたことがあります。
この記事では、返信が途切れた時の相手の心理や追いメッセージを送るべきか否かの判断基準などの具体的な解決策をお伝えします。
読み終えるころには、相手の立場に立って行動できるようになり、無理のないかたちで関係を前に進めるヒントが得られるはずです!
返信がない理由&対策は?
まずは返信がない理由を見てみましょう
①返信が来ない理由とは?
マッチングアプリで急に返信が止まると、「何かまずいことを言ったかな?」と不安になりますよね。
でも、多くの場合はあなたに原因があるわけではありません。
よくある理由は以下のとおりです。
- 興味が薄れた:最初は盛り上がっていても、時間が経つと気持ちが冷める人もいます。返信が短くなったり、絵文字が減ったりするのがサインです。
- 忙しくなった:仕事や勉強でアプリを見る余裕がなくなったパターンです。特に平日や期末など、忙しい時期は返信が後回しになりがちです。
- 他の人とやりとりしている:複数の人とやりとりしているうちに、返信の優先順位が下がってしまうことがあります。
- 会話が重く感じられた:毎回質問ばかりだったり、話題が続かなかったりすると、会話が疲れると感じてしまう人もいます。
- 会うのが不安になった:デートに誘ったタイミングで返信が止まる場合は、実際に会うことに不安を感じていることもあります。
②既読スルーの裏にある本当の気持ちは?
既読になっているのに返信がないと、「無視された」と思ってしまいがちですが、そうとは限りません。
よくある理由は以下のとおりです。
- 返信の優先順位が下がった:他の人とのやりとりに時間を使っていて、ついあなたへの返信が後回しになっているケースです。
- 返信内容に悩んでいる:デートの誘いなど、少し考えないといけない内容だと、返信に時間がかかることがあります。
- 性格の違い:男性は返信を忘れがちで、女性は内容を考えすぎて返せなくなることが多いという傾向があります。
そんなときは、2〜3日後に話題を変えて軽くメッセージを送ってみるのがおすすめです。
たとえば
「この前話してた〇〇、調べたら意外なことがわかって…」
のように、新しい情報を添えると返事が来やすくなります。
③男性と女性、それぞれの返信しにくさ
返信が来ない理由は、男女で少し違いがあります。
- 男性に多い理由:複数の人とやりとりしていたり、仕事が忙しくて時間が取れなかったりするパターンが多いです。
- 女性に多い理由:安全面や印象を気にして慎重になる人が多く、返信内容に悩んで返せなくなることがあります。
また、意外にもどちらも共通しているのは「疲れて返信を後回しにしている」という点です。
無理に責めず、相手のペースに合わせることが大切です。
④返信が来やすい時間帯を狙おう
相手がスマホを見やすいタイミングに送ると、返信率がアップします。
- 平日:19時〜23時(仕事や家事が終わった時間)
- 休日:12時〜15時、18時〜20時、22時〜24時
また年齢別だと20代は夜遅く(22時〜24時)、30代以上は19時〜21時が狙い目です。
相手のプロフィールや生活スタイルを参考にしながら、タイミングを見てメッセージを送ってみましょう。
追いメッセージを送るベストなタイミングとコツ
返信が途切れたとき、追いメッセージを送るかどうか迷う人は多いと思います。
でも、タイミングを間違えなければ、再びやりとりを再開できる可能性は十分あります。
このセクションでは、返信が返ってきやすい時間帯や曜日、効果的なメッセージの書き方を紹介します。
①ベストなタイミングは3〜5日後
最後のやりとりから3〜5日ほど経った頃が、追いメッセージを送るのにちょうどいいタイミングです。
これより早いと焦っている印象を与えることがあり、逆に遅すぎると返信率が下がってしまいます。
送る時間帯は以下のとおりです。
-
平日:20時〜22時(仕事後で落ち着いた時間)
-
週末:9時〜11時(朝の余裕がある時間帯)
避けたほうがよい時間帯は以下のとおりです。
-
月曜朝(仕事で忙しい)
-
金曜夜(予定が入りやすい)
-
深夜や早朝(寝ている可能性が高い)
②効果的なメッセージの形とは?
追いメッセージは、ただ「元気?」と送るよりも、前回の話題に軽く触れつつ、新しい質問を加えると返事が来やすくなります。
たとえば、
「この前のグルメの話ですが、〇〇行ってみました!すごく良かったです。ところで、週末の雨大丈夫でしたか?」
というように、会話を広げる要素を入れるのがポイントです。
③相手がアプリを見やすい時間を狙う
アプリによっては「最終ログイン時間」や「今オンラインかどうか」が分かる機能があります。
これらを活用して、相手の利用パターンを観察しましょう。
相手の傾向を知る方法は以下のとおりです。
-
ログインが多い曜日や時間をチェックする
-
緑色など何らかのマークが付いていれば、今オンライン中
-
医療職は午前中、営業職は15〜18時が狙い目など時間帯で把握する
やりとりが続いているとログイン情報が見えなくなることもあるため、最初のうちに把握しておくのがコツです。
④曜日と時間帯の「ゴールデンタイム」を活かす
返信が来やすい時間帯は、アクティブユーザーが多い時間に重なります。
返信率が高まるタイミングは以下のとおりです。
-
平日:19時〜22時(特に水曜夜が反応◎)
-
週末:10時〜12時(余裕のある午前中)
相手の職業やライフスタイルに合わせて送信時間を調整すると、相手の目に止まりやすくなります。
ただし、夜遅く(23時以降)や早朝は避けたほうがよいです。
しつこく送るのも逆効果なので、3〜5日空けて1回だけ送るのが基本です。
⑤季節やイベントを話題にすると自然に会話が戻る
自然な再開を目指すなら、今の季節や身近なイベントを話題にすると、返信が来やすくなります。
具体例は以下のとおりです。
-
3月:「桜が咲き始めてました!お花見って行きますか?」
-
7月:「夏祭りの季節ですね!浴衣って着たりしますか?」
-
12月:「イルミネーションきれいですよね。おすすめの場所ありますか?」
また、天気も使いやすい話題です。
「急に寒くなりましたが、風邪ひいてないですか?」
のように気軽な質問なら返しやすくなります。
相手のプロフィールに「カフェ巡り」とあれば
「紅葉が見えるカフェ、行ったことありますか?」
など組み合わせるのもおすすめです。
返信率が上がる追いメッセージのテクニック
追いメッセージを送るときは、ただ一言「元気?」と送るだけではうまくいきません。
ちょっとした工夫やタイミング次第で、止まっていた会話を自然に再開できます。
ここでは、私が実際に使って効果を感じた、シンプルで使いやすい方法をご紹介します。
①ユーモアで会話を再開する
返信が来ない状況を逆手に取り、軽い冗談を交えてメッセージを送ると、相手も気軽に返しやすくなります。
使いやすい例は以下のとおりです。
-
「このまま返信ないと、ゾンビ化しそうなので、生存報告します!」
-
「メッセージ迷子になっていたら、救助に来ました」
-
「前回から3日経過…これは人生の謎のひとつですね」
また、季節のネタを使うのもおすすめです。
-
「暑さでメッセージ溶けたかと思いました」
-
「クリスマスまでに返信あるようにサンタにお願いしておきますね」
ポイントは、笑える内容の中に「また話したい」という気持ちを自然に込めることです。
②共通の話題を使った質問を送る
相手のプロフィールや過去の会話をもとにした質問は、自然にやりとりを再開するきっかけになります。
共通点を使った質問の例は以下のとおりです。
-
「旅行好きと書いてましたが、最近どこか行かれましたか?」
-
「この前教えてもらった料理、作ってみたんですが火加減難しくて…コツありますか?」
以前の話題を覚えていることを伝えると、相手も嬉しく感じやすくなります。
-
「前に話していた展示会、結局どうでしたか?」
一般的な話題でも、自分の体験を添えて聞くと返しやすくなります。
-
「私も最近〇〇観ました。〇〇さんもご覧になりましたか?」
③返信されやすい3ステップメッセージ
会話を復活させたいときは、1つのメッセージに3つの要素を入れると効果的です。
-
相手の趣味に関連した質問をする:「最近行ったおすすめのカフェってありますか?」
-
自分の近況を1〜2行で伝える:「先週、新しいカフェに行ってすごく落ち着けました」
-
選択しやすい質問で締める:「カフェって静かなところとにぎやかなところ、どちらが好きですか?」
長すぎず、返しやすい形にするのがポイントです。
④追いメッセージからデートにつなげるコツ
やりとりが再開したら、少しずつデートの話題へ進めることもできます。
いきなり誘うより、段階を踏むことが大事です。
流れの作り方は以下のとおりです。
-
「この前話していたカフェ、最近気になってます」(気になる気持ちを軽く伝える)
-
「こういう場所って、〇〇さんも好きそうですよね」(相手の好みを確認)
-
「もしよかったら、今度一緒に行きませんか?」(自然な形で誘う)
提案の際は選択肢を出すと、相手も返しやすくなります。
「来週の水曜か金曜なら空いていますが、ご都合どうですか?」
また、「無理な場合はまた別の機会に」と添えることで、圧を感じさせずに済みます。
絶対避けるべき!相手が引いてしまうNG追いメッセージ
追いメッセージを送るとき、少しの言葉選びやタイミングの違いで、相手に悪い印象を与えてしまうことがあります。
焦って送ったメッセージが原因で、ブロックされたり、完全に関係が終わってしまうこともあります。
このセクションでは、避けるべきメッセージの例や言い換えのコツをご紹介します。
①絶対に避けたいNGワード
追いメッセージで使ってはいけない言葉は、相手にプレッシャーや不快感を与えるものです。
よくあるNG例は以下のとおりです。
-
「既読無視?」
-
「返事ないけど大丈夫?」
-
1日に何度も送る、やたら長文で送る
-
「返事ないなら他の人と会うね」
こうした表現は「しつこい」「面倒くさい」と思われる原因になります。
プロフィールを読まずに「どこに住んでるの?」と聞くのも、信頼を損なう行動です。
代わりに使える表現は以下のとおりです。
-
「先日の〇〇の話、実は気になっていて...!!」
-
「プロフィールの〇〇なところ、共感しました!」
大事なのは、相手のペースを尊重しながら、自然な流れで会話を再開することです。
②しつこく思われる危険な頻度
メッセージの頻度にも注意が必要です。
送りすぎると、それだけでブロックされる可能性があります。
NGな頻度は以下のとおりです。
-
1日に複数回送る
-
3日以内に何度も送る
-
既読から24時間以内に追いメッセージを送る
相手の都合や生活リズムを考えずに連絡を続けると「焦っている」「重たい」と感じさせてしまいます。
追いメッセージは1回にとどめ、3〜5日ほど空けてから送るのが安心です。
③プレッシャーを与える言い方に注意
言葉の選び方次第で、相手が返信しづらくなってしまうことがあります。
特に、以下のような表現には注意が必要です。
追い詰めるような質問
-
「なんで返事くれないの?」
-
「私のどこが悪かったんですか?」
こうした言葉は、相手を責める印象を与え、心の距離を一気に広げてしまいます。
期限を設ける言い方
-
「今日中に返事ください」
-
「明日までに教えて」
相手にとって都合の悪いタイミングかもしれません。
返信を急かすのではなく、相手の余裕に任せる方が好印象です。
自己否定につながる言葉
-
「もう興味ないんですよね?」
-
「他にいい人見つかりましたか?」
これらの表現は、相手に罪悪感を与え、「この人は面倒だ」と思われる原因になります。
④失敗をチャンスに変える言い換え術
もし過去に追いメッセージで失敗した経験があるなら、そこから学ぶことが大切です。
責める・催促する・自己卑下する...といった表現は避け、自然な話題の振り方に変えるだけで印象が大きく変わります。
言い換えの例は以下のとおりです。
-
「連絡して」→「〇〇さんのプロフィール見てたら、また話したくなりました」
-
「覚えてますか?」→「この前の〇〇の話、気になって続きが聞きたくて」
-
「元気ですか?」→「〇〇が話題になってて、〇〇さん思い出しました」
一度に距離を縮めようとせず、軽い話題からやりとりを再開し、数回のやりとりを経てから本題に入るようにするとスムーズです。
たとえば、
-
「この前の〇〇の話、続きが気になって」
-
「またお話できたらうれしいです」
といった形で、自然に未来へのつながりを作ることができます。
まとめ
以上のとおり、マッチングアプリでメッセージが途絶えた際の対処法についてご紹介しました。
返信が来ない原因は多様で、相手の状況や心理によるものが大半です。
追いメッセージを送る際は、タイミングや内容に配慮し、自然な会話の流れを意識することが重要です。
過度な期待や執着は避け、複数の相手とやりとりを続けることでマッチング成功率を高められるでしょう。